不動産担保ローンを考える際、何といっても審査期間が気になります。審査期間が長すぎるとせっかくのビジネスチャンスを逃すことにもなりかねません。購入したい不動産はすぐ市場からなくなることが考えられるため、審査期間が早いと助かることは多いでしょう。
不動産担保ローンを検討する前に、どんなところから融資を受けることができるか考えておくことができます。融資が行える会社は色々ありますが、大きく分けて銀行系とノンバンク系があります。銀行系は銀行が運営している融資会社です。ノンバンク系はそれ以外の会社が運営していて、不動産担保ローン専門の融資会社なども含まれます。
銀行ローンとノンバンク系ローンの違い
銀行ローンの特長は、何といっても金利が低いことです。2パーセントくらいから9パーセント程度の設定が多いです。一方で担保条件がノンバンク系より厳しいので、審査で落とされる不動産も多いといえます。また融資実行に時間がかかることが多いです。担保条件が厳しいため時間が必要といえます。
ノンバンク系はこれとは反対に、審査が銀行より緩いので、銀行で落とされた不動産にも可能性があります。融資実行も会社によって異なりますが、1週間程度で融資ができることが多いです。融資条件が緩い分、金利は銀行より高いといえます。大体5パーセントから15パーセントくらいの金利が設定されています。
どちらにもメリットとデメリットがあるため、どんな目的で融資を受けたいのか、何日で返済可能かなど計画をよく立てる必要があります。自分の条件でより有利なのはどちらなのか考え、決めることができます。
情報を集める
銀行から融資を受けるにしろ、ノンバンク系から融資を受けるにしろ、最初によく情報を集めることが大切です。
最も簡単なのは、インターネットで情報を集めることでしょう。不動産担保ローン、という項目があるかどうか様々な銀行のホームページを確認できます。ノンバンク系も不動産担保ローンを扱っているかどうか確かめ、条件をチェックします。
全国展開している銀行やノンバンク系の会社を数社ずつ、比較しているサイトもあります。一覧表には金利、申し込み対象、融資金額など皆が知りたい項目が一目でわかるように整理されているものもあります。本店がどこにあるか、審査の際来店が必須か、資料を郵送するだけでも大丈夫か、という点も確認します。